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学院長メッセージ

学院長メッセージ

理事長 山根誠之

理事長からのメッセージ

理事長 山根誠之

自然の豊かさに満ちたここ横浜英和学院は、緑豊かな樹木と、季節ごとに咲く美しい花々、様々な鳥のさえずりが、学院に通う園児、児童、生徒たちの心を豊かにしてくれています。

さて、2014年に青山学院大学の系属校となった中学・高等学校は、本年2018年度より中学校に男子生徒44人が入学し、男女共学校としての歩みを新に開始しました。当学院の幼稚園、小学校はもともと男女共学でしたから、横浜英和学院はこれで全て男女共学となりました。社会に於いて現在進みつつある、男女が分け隔てなく共に生きる社会を作り上げていくために、当学院も男女共学教育をしっかりと進めていく所存です。

そして、この共学は早くも良き実りをもたらし始めています。毎朝七時半頃から始業前まで、グラウンドに中学の男子生徒が集まって、小学校の子供たちと一緒に仲良くサッカーボールを蹴って遊ぶ姿が見られますし、6月26日に「みなとみらいコンサートホール」の大ホールで行われた校内の中学合唱コンクールでは、男子生徒が指揮をしたりピアノ伴奏をする光景が見られ、男女共学が自然な形で進行していることを嬉しく思っています。

ところで、本年、当学院は創立138年を迎えます。創立以来の「心を清め、人に仕えよ」の学院のモットーは、今この時代に最も大切にすべきものとして、学院に集う一人一の心に刻み込まれていく事が必要だと思っています。

世の中を見渡すと、児童虐待、ヘイトスピーチ、フェイクニュースの発信など、人の心身の痛みを顧みず、他者への配慮もなく、人を傷つけて自己中心的な考えを貫こうとする姿勢が、国内のみならず世界中いたるところに見られます。そういう中で、毎朝の礼拝に始まる当学院のキリスト教教育の果実は、日々の積み重ねによって、少しずつ心の中に蓄積され、社会の風潮に流されない、「心を清め、人に仕える」生き方につながっていくのです。

また本年度後半には、昨年購入した幼稚園横の広い土地が、人工芝を施したサッカー、ハンドボール、テニスを行えるグラウンド(通称第二グラウンド)として整備され、地域の人々にも用いてもらえるようにします。

このように、キリスト教教育を基盤として、心も体も、清く優しく強く、そして知性と教養を身に着けた、平和を愛する「人」を育てるために、当学院はこれからもしっかりと歩んでいく所存です。なお、園児・児童・生徒がより充実した環境で学ぶことが出来るように、創立140周年を迎える2020年3月まで、創立140周年記念「教育環境・施設整備事業募金」を行っています。皆様のご協力を心よりお願いいたします。

学院長 伊藤 美奈子

学院長からのメッセージ

学院長 伊藤 美奈子

横浜英和学院は1880年にアメリカのメソジスト派教会の主として婦人たちの祈りと献金によって創立されたキリスト教を教育の土台に据え、人間教育に重きをおく学校です。その婦人たちの祈りをかなえるために、すでにアフリカ、インドでの長い宣教活動の経験を持った女性宣教師ブリテン先生が58歳で横浜山手にやってきて、たった4人の生徒を集めて、ブリテンスクールを創立しました。

教育の機会に恵まれない日本の女子にキリストと共に生きる喜び、女性もしっかり学んで、精神的にも、社会的にも自立することの大切さを伝えることが使命でした。今から1世紀をはるかに超えるころ、熱い信仰、グローバルな視野、自立した生き方を貫いた先生の生き方は今を生きる私たちのロールモデルにもなっております。

幼稚園から小学校、中高と一貫して、その教育の礎をなしているのが、聖書の教えです。神様から与えられたかけがえのないいのちを大切にし、自分に与えられた能力をしっかり磨き、校訓「心を清め、人に仕えよ」をいつも心に留めて、自分の力を他者の為に、社会 の為に用いることが出来る人間の育成を目指しています。

世界は今後ますますグローバル化が進んでいきます。創立者のグローバルな生き方に習って、幼稚園から、遊びやゲーム、歌を通して英語に親しみます。小学校からオーストラリアの姉妹校との交流が始まります。中高ではオーストラリア、ニュージーランド、アメリカ、韓国にある姉妹校との相互の短期留学、キャリアを学ぶ海外研修、学年全員参加の海外研修、ターム留学などが活発に行われています。しかし私達は単に英語が話せる人を国際人とは考えません。国を超え、民族を超え、宗教を超えて互いに理解し合い、受容し合える心の豊かなグローバル人間を目指します。そのためには、日本の伝統、文化もしっかり学び、世界に発信していきます。

2016年4月から中高は青山学院大学の系属校として新しい歩みをスタートさせました。 キリストの教えを教育の土台にしっかり据え、このグローバルな時代に世界の人々と共に働き、共に生きる広い心と意欲を持った人間の育成を両校が互いに協力して行うことを目的として提携しました。

また、学院は幼稚園、小学校は以前より共学ですが、2018年度より中高も共学になり、学院全体が共学の体制となりました。従来、中高では、女性に特化した教育というよりは、むしろ社会的、経済的、精神的に自立し、生涯キャリアをもって、人間や社会に貢献できる人間の育成に重点を置いてきました。これは男女共学になっても踏襲されます。しかし男女が共に学ぶ環境においては、より広い視野で、人間理解、自己理解、相互理解が進み、この体験は将来、男女が共に力を合わせて豊かな社会を構築するときに大きな力として働くと信じております。

神様から与えられた一人一人の人格が重んじられる学院は、明るく、温かい空気に包まれ、日々、それぞれの夢に向かって着実な一歩一歩が進められる学院です。