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学院長メッセージ

学院長メッセージ

理事長 山根誠之

理事長からのメッセージ

理事長 山根誠之

長い鎖国が終わり、横浜の港が開かれた後の1880年、日本人と欧米人の混血児の救済と子女の教育のために、日本にやって来たブリテン宣教師によって、横浜の山手で始められた横浜英和学院は、今年で137年、蒔田の丘に移って101年を迎えます。この間、キリストが教えた「心を清め人に仕えよ」の校訓は大切に守り継がれ、この学院を巣立っていった人たちの心に脈々と生き続けています。
昨年2016年度からは当学院の中学・高等学校が、「地の塩、世の光」をスクール・モットーとする青山学院大学と系属校の関係を結び、「青山学院横浜英和中学高等学校」と校名を変更して新しい歩みを始めました。このことによって横浜英和学院全体が、社会の多くの人々の関心を引き寄せ、更に充実した歩みを展開できるようになりました。
加えて2018年度から、中学高等学校は男子生徒を受け入れ、男女共学校となります。これまでも男女共学であった「横浜英和幼稚園」、「横浜英和小学校」とともに、グローバル化していく世界で、男女が互いに自立しながら協働して、「キリストの教えに従って、人と社会に奉仕をしていく」という学院の理想を実現してくために、学院全体で一層努力をしていくつもりです。
更に当学院は、横浜英和幼稚園の隣接地3908平方メートル(1000坪強)の土地を本年3月末に購入しました。これは園児・児童・生徒たちがのびのびと活動できるグラウンドとして整備をいたします。教育内容の充実とともに施設の拡充も行うことが出来、少子化が一層進行する社会の中で、当学院は明るい展望をもって歩んでいく事が出来るものと確信しております。
今、世界でそして日本社会に於いて、他者に対する非寛容な閉鎖的、排他的な動きが加速し、キリストが指し示す平和とはおよそ異なる時代状況が生まれてきています。このような時、聖書に心を傾け、人々の多様な個性と生き方を大切にして、人々の間に平和を生み出す働きを行う横浜英和学院のキリスト教教育は極めて大切なことと考えております。どうぞ本年も変わることのないご協力を賜りますよう心よりお願いいたします。

学院長 伊藤 美奈子

学院長からのメッセージ

学院長 伊藤 美奈子

横浜英和学院は1880年にアメリカのメソジスト派教会の主として婦人たちの祈りと献金によって創立されたキリスト教を教育の土台に据え、人間教育に重きをおく学校です。その婦人たちの祈りをかなえるために、すでにアフリカ、インドでの長い宣教活動の経験を持った女性宣教師ブリテン先生が58歳で横浜山手にやってきて、たった4人の生徒を集めて、ブリテンスクールを創立しました。

教育の機会に恵まれない日本の女子にキリストと共に生きる喜び、女性もしっかり学んで、精神的にも、社会的にも自立することの大切さを伝えることが使命でした。今から1世紀をはるかに超えるころ、熱い信仰、グローバルな視野、自立した生き方を貫いた先生の生き方は今を生きる私たちのロールモデルにもなっております。

幼稚園から小学校、中高と一貫して、その教育の礎をなしているのが、聖書の教えです。神様から与えられたかけがえのないいのちを大切にし、自分に与えられた能力をしっかり磨き、校訓「心を清め、人に仕えよ」をいつも心に留めて、自分の力を他者の為に、社会 の為に用いることが出来る人間の育成を目指しています。

世界は今後ますますグローバル化が進んでいきます。創立者のグローバルな生き方に習って、幼稚園から、遊びやゲーム、歌を通して英語に親しみます。小学校からオーストラリアの姉妹校との交流が始まります。中高ではオーストラリア、ニュージーランド、アメリカ、韓国にある姉妹校との相互の短期留学、キャリアを学ぶ海外研修、学年全員参加の海外研修、ターム留学などが活発に行われています。しかし私達は単に英語が話せる人を国際人とは考えません。国を超え、民族を超え、宗教を超えて互いに理解し合い、受容し合える心の豊かなグローバル人間を目指します。そのためには、日本の伝統、文化もしっかり学び、世界に発信していきます。

2016年4月から中高は青山学院大学の系属校として新しい歩みをスタートさせました。 キリストの教えを教育の土台にしっかり据え、このグローバルな時代に世界の人々と共に働き、共に生きる広い心と意欲を持った人間の育成を両校が互いに協力して行うことを目的として提携しました。

また、学院は幼稚園、小学校はすでに共学ですが、2018年度より中高も共学になり、学院全体が共学の体制となります。従来、中高では、女性に特化した教育というよりは、むしろ社会的、経済的、精神的に自立し、生涯キャリアをもって、人間や社会に貢献できる人間の育成に重点を置いてきました。これは男女共学になっても踏襲されます。しかし男女が共に学ぶ環境においては、より広い視野で、人間理解、自己理解、相互理解が進み、この体験は将来、男女が共に力を合わせて豊かな社会を構築するときに大きな力として働くと信じております。

神様から与えられた一人一人の人格が重んじられる学院は、明るく、温かい空気に包まれ、日々、それぞれの夢に向かって着実な一歩一歩が進められる学院です。