2018.07.25号
生徒指導講演会を行いました。
7月13日(金)中学生を対象に生徒指導部講演会がおこなわれました。
今年度は、「いじめにを考える」という題目で横浜国立大学大学院教授の 佐野 泉先生にお話をしていただきました。
【ネットの怖さ】
①気軽にいじめに加担できる。→自分の名前は名乗らなければ隠すことができる。
②いじめに加担したほとんどの人は加害者意識がない。→「そんなつもりじゃなかった」
③いじめに加担した人のほとんどの人はストレスを抱えている。
④投稿した後は一時的にスッキリするが、ストレスは解消されたわけではない。
→投稿は、過激になっていく。
ネットいじめの被害にあったら、まず、ご家族に相談 → 先生に相談
【いじめを見た聞いたその時あなたがすべきこと!】
・すぐに連絡を!→誰か大人に話す。 チクリではない!これは報告。この行為は、場合によっては同級生の命を救う。そのことが加害者を救うことにもなる。
・ネットの書き込みに同調しそうになっても「いや、待てよ」と踏みとどまる強い意思を持って「嫌だよ」「困ったよ」が言えるクラスづくり、学校づくりをしていこう!
・誰かが困っているサインを出したら自分事として考えるあなたであること。
今回の講演でいじめについて多くの生徒が講演を聴き、心を揺さぶられ、考えることができたと思います。これからの学校生活で、他者を思いやる心を大切にし、自分の考えも相手に伝えられることと、困っている人を見つけたら、手を差し伸べられるような生徒であってほしいと思います。