2019.03.13号

【茶道部】山﨑先生のご自宅の茶室でお稽古

梅の花もほころび春の訪れを感じる2月23日に、2年生と3年生が裏千家茶道教授の山﨑宗克先生のお宅に伺いお稽古をしました。まずは学校の茶室ではできない初炭手前を見せていただきました。学校にはない炉に、手順よく無駄もなく、炭をついでいきます。火気が充分釜にあたるように工夫され配置されていることに、生徒は感心しながら見ていました。やがて湯の沸くシュンシュンとした音が鳴り始めました。釣釜の時期には少し早いですが、学校のお稽古ではできないのでお願いをしました。釣釜の風情が、得も言われぬ趣を醸し出していました。昼食は折敷を用い、黒碗では真丈をいただきました。午後は更々棚を使った薄茶棚点前のお稽古。ユラユラと揺れる慣れない釣釜を用い、生徒たちは一生懸命取り組んでいました。おもてなしの心と、礼儀作法の大切さを改めて感じた1日でした。(文・顧問)

理科のプレゼンテーションを行いました。

 2月27日(水)に1年生と3年生の代表者が学年全員の前でプレゼンテーションを行いました。

  今年度、1年と3年の理科2の授業では、「調査発表」に取り組みました。この取り組みは、1年間授業を受けた上で自らが「疑問に思ったこと」「不思議に思ったこと」を調査しながら追究し、まとめていくというものです。

 1年生は「乾燥地帯の植物はどのように光合成するか?」「花の色はなぜ色々な色があるか?」「恐竜の化石からDNAは取り出せるか?」「海外ではなぜワカメをたべないのか?」

「山の形の種類は、授業で習ったもの以外にあるのか?」

 3年生は「火星に生命は存在できるのか?」「ヒトのクローンは作成可能か?」「能力は全て遺伝で決まるのか?」「ゲノム編集はなぜ問題となったのか?」「サルはなぜ温泉につかるか?」「一卵性双生児の遺伝子は同じだが、形質が異なる場合があるのはなぜか?」「なぜアルビノは生まれるのか?」など、様々なテーマがありました。これらは全て、生徒が自ら

持った疑問です。

 この取り組みは班で行っており、班員とディスカッションしながら考察や、自分たちの考えを出し、発表する班も多くみられました。また、特に素晴らしい発表班を選抜し、学年全体発表を行いましたが、どの班も立派に発表を行っていました。今後もこのような、生徒が主体となる取り組みを続けていきたいと考えています。(文:理科担当教諭)