2019.09.11号

Chromebookを配布しました。

8月30日(金)、4年生にChromebookが配布されました。中学2年生と3年生には10月に配布を予定しています。Chromebookを活用すると、先生と生徒がインタラクティブ(双方向)に、コミュニケーションをとりながら進める授業を展開できます。Chromebookをぜひ、学習に役立てていってほしいと思います。

 

国内ミニ留学を行いました。

8/19(月)~8/21(水)の3日間、1年生の希望者96人が、集中英語講座を受講しました。外国人講師が全て英語で授業を行い、朝から夕方まで生徒は英語のシャワーを浴びながら自分の英語が通じる楽しさや、英語で表現するスキルを身につけていきました。歌やゲームを通してスピーキングやリスニングを楽しく学び、また最終日には全員が英語でプレゼンテーションを行いました。異文化に触れて様々なことを考えながら、積極的に英語を学んでいました。

【夏休み活動報告】YWCA

 毎年中高YWCAカンファレンスは地区ごとに行われていますが、今年は全国20校もの中高YWCAメンバー120名以上が集まる全国カンファレンスが8月8日(木)~8月10日(土)広島で開催されました。北海道から九州まで各学校で活動している中高生と、平和について改めて考え、共有する機会となりました。本校からは、高校1年生9名、高校2年生3名の計12名が参加しました。
 初日は広島平和記念資料館に集まりました。原爆投下当時中学生だった方から、当時の広島の様子を伺いました。このように、直接戦争を経験された方からお話を聞ける機会はそう多くはありません。お話を聞いた私たちには、聞いたことや感じたことを伝えていく責任があると感じました。
 2日目は7グループに分かれてフィールドワークを行いました。以下の7種類の中から、自分の関心のあるものを選び、その中の1つに参加しました。
① 広島城周辺市内コース
② 『夏の花』(原民喜著)を歩くひろしまコース
③ 韓国・朝鮮人被爆者の歩みコース
④ 佐々木禎子さんを訪ねてコース
⑤ 呉市の過去から現在・未来を見通すコース
⑥ 呉空襲と『この世界の片隅に』コース
⑦ 中高生が伝えるヒロシマ~女学院の被爆・平和活動紹介・周辺フィールドワーク

 青学英和のメンバーは①・②・③・⑤・⑥・⑦のフィールドワークに参加しました。当事者の方から生の声を聞いたり、関連する場所や資料館に実際に足を運ぶと、机上の勉強では見えてこないことを体感することができます。それぞれが、忘れられない一日となりました。
 3日目の最終日は、各グループが前日のフィールドワークで学んだことを発表します。発表での一つ一つの言葉には重みがあり、自分が参加した以外のグループの学びを分かち合うことができました。7種類のフィールドワークは様々なテーマに基づくものでしたが、全てに共通して生徒たちが気づいたことは“知ること”“考えること”“伝えること”の大切さです。広島で何か起こったのか、戦争のとき人間はどのように考え行動するのか、を知ってこそ、平和への道を私たちがつなげてゆくことができるのではないか―。
 今回の全国カンファレンスは、生徒たち一人一人が、平和について改めて自分なりに考える機会となりました。私たち青山学院横浜英和YWCAも、今回の経験を生かすとともに、今回学んだことを発信していきたいと思います。今年のシオン祭(文化祭)では、カンファレンスで学んだことも展示する予定ですので、シオン祭にお越しの際はどうぞYWCAの部屋にお立ち寄りください。(文:顧問)