CHAPEL

「十字架につけられたキリストを伝える」

2025.04.24

チャペル便り第2号〈4月24日〉

「兄弟たち、わたしもそちらに行ったとき、神の秘められた計画を宣べ伝えるのに優れた言葉や知恵を用いませんでした。

なぜなら、わたしはあなたがたの間で、イエス・キリスト、それも十字架につけられたキリスト以外、何も知るまいと心に決めていたからです。」

コリントの信徒への手紙Ⅰ2章1~2節

 

4月20日(日)に世界のキリスト教会では、イースター礼拝(イエス・キリストの復活を祝う礼拝)が、ささげられました。ある生徒に、「先生、イエスさまの復活ってどういうことなんですか」と聞かれたことがあります。これを読んでいる皆さまは、どう答えるでしょうか。高校の総合的探求の時間では、自ら問いを立てて、仮説を設定し、問題解決に向けての調査・研究を進める活動を行っています。「コリントの信徒への手紙」を書いたのは、パウロという人でした。彼は、「神の秘められた計画を宣べ伝えるのに優れた言葉や知恵を用いませんでした。なぜなら、わたしはあなたがたの間で、イエス・キリスト、それも十字架につけられたキリスト以外、何も知るまいと心に決めたからです。」と答えました。これから、この「コリントの信徒への手紙」を通して、一つのテーマ「十字架につけられたキリストとは」という問いを立てて、あらゆる問題解決に向けて学びを進めていきます。