園長だより

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2018.09.13

9月 園長だより

弾む

 

暑い暑い夏休みが終わり、いよいよ2学期がスタートいたしました。毎日いろいろな子が休み中に体験したことを楽しそうに話してくれます。1学期に比べ見違えるほど表情が明るくなった子、真っ黒に日焼けした子、背が伸びた子も、たくさんいます。普段では、なかなかできない豊かな経験がこんなにも子ども達の心や身体を大きく成長させるのかと改めて感じました。夏の経験が2学期の生活や遊びに、さらに広がって欲しいと願っています。

 

職員室にいると保育室や廊下にいる子ども達の何気ない声が聞こえてきます。「一緒に遊ぼう」「やり方がわからないの?」「手伝ってあげる」「さっきは、ごめんね」1学期とは違い友だちと関わろうとする時に必要な言葉がとても多くなります。遊び方も友だち同士で同じことをしようとしたり、やり方を一緒に考えたり、手伝ったり。2学期は生活のリズムを取り戻すことが、まず大切ですが、さらに友だちと力を合わせ一緒に取り組む楽しさを味わう活動が多くなります。暑さもやわらぎ過ごしやすくなる季節、身体を思い切り動かしたり秋の自然物に目を向けながら楽しく過ごしたいと思います。

 

横浜英和学院では8月に教職員研修会が行われました。広島文化センターの前理事長であるスティ―ブ・リーバー先生より「キリスト教から考える平和」というテーマで講演をいただきました。お話を聞きながら私は平和が、どれほど大切なものか、何事もなく、いつも通りであることが、どれほど幸いで平和なことかを気づかせていただきました。先生方の中には自分の心を風化させないために数年に1度、広島を訪れているという方がいらっしゃいました。また、「広島と聞くと一緒に住んでいたおばあさんが口癖のように『(8月)6、8、15日を忘れてはいけない』と話していたことを思い出す。自分も同じように家族に伝えたい」という方もいらっしゃいました。それぞれができるところから平和に向けて行動をおこしていくことが大切なのかもしれません。保護者の皆様にはご協力をいただく機会の多い2学期、平和な日々を感謝しつつ、また被災にあわれた方々を思い、心から祈りつつ過ごしたいと思います。

 

園長  上田昌美