10月28日は横浜英和の誕生日 創立140周年を迎えました。

2020.10.28

 横浜英和学院は、1880年明治13年、アメリカ人宣教師H・Gブリテンによって、横浜山手居留地に創立されました。「ブリテンスクール」として4人の生徒から始められた本校は、1916年に現在の蒔田の丘へ移転し、100年後の2016年4月より青山学院大学系属校となり、2018年度からは共学校として、新たな歴史を刻むことになりました。そして今日、創立140周年を迎えることができました。

 11月に記念式典を神奈川県民ホールで実施予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で中止となりました。しかし、140周年記念誌は約3年かけて編集を行い、中高では11月4日に配布されます。これに伴い「140周年記念作文コンクール」を学院で実施します。本校の小学生、中高生を対象として、「横浜英和の歴史と私」をテーマとした作文を募集します。

 10月26日には、放送による創立記念礼拝を守りました。記念礼拝では、伊藤美奈子理事長から、横浜英和学院創立者のブリテン女史と、本校より6年早く創立した青山学院の創立者の一人であるスクーンメイカー女史についての話がありました。 

伊藤美奈子先生は本校の卒業生でもあり、在学中生徒会長として過ごした当時の状況を伺いました。

 「昭和30年代当時の日本では英語を学ぶ環境のある学校は少なかったのですが、英和には宣教師がいて、生の英語に触れることができたことは大変貴重なことで、今の自分の礎となっています。英和に給食が始まったのもその頃です。当時の学園長湯本アサ先生は卒業生でしたが、医学博士だったということもあり、育ち盛りの生徒の健康作りに力を注きました。健康な身体を育てる理想的な栄養を与えようと取り組んだのが、給食だったのです。主食のパンは学校内で焼かれ、毎日昼近くにはパンの匂いが漂うようになりました。また、湯本先生は、本学院の象徴となっている礼拝堂をはじめ体育館、中学校校舎などの建築にも力を注きました。女性も専門的知識を生かして、社会で活躍することの意義や、仕事にひたむきに打ち込むという働く者のあるべき姿、神様からの召命に応える生き方の模範(ロールモデル)になった先生でした。」

 創立者の蒔いた種が、学院にかかわってきた多くの人々の努力と祈り、卒業生たちの深い愛校心に支えられて成長し、今日の学院で美しい花となって開花しています。140年間の全てを感謝すると共に、今後も150周年に向けて、神様の御心にかなうキリスト教学校としての歩みを続けていくことを願いたいと思います。