【9月 園長だより】

2026.09.02

「いっしょに」

長い夏休みが明け、園内に子どもたちの元気な声と輝く笑顔が戻ってまいりました。ご家庭で大切に守られ、ひとまわり大きくなった子どもたちと再会できましたことを、職員一同心より嬉しく思っております。

9月1日の始業礼拝では、今月の暗誦聖句である「喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣きなさい」(ローマの信徒への手紙12章15節)という聖書のみ言葉を子どもたちと分かち合いました。
泥団子が上手にできて喜んでいるお友だちがいたら、自分のことのようにワクワクしながら「すごーい!」と一緒に笑顔を重ねること。
転んで泣いているお友だちがいたら、その痛みを自分のことのように感じて、「痛かったね、大丈夫?」と寄り添うこと。
そして九州の地震、千葉や北陸の大雨、ネパールの洪水で被災された方々のことを思い、自分の知らない人が困っていたり悲しんでいる時に、決して見て見ぬふり(知らんぷり)をせず、「大丈夫かな?」「何かできることはないかな」と、小さな胸を痛めて祈ることや、周りの大人にSOSを伝えることの大切さも、聖書から学びました。
目の前にいるお友だちだけでなく、まだ会ったことのない遠くの誰かにも思いを巡らせ、その心が感じている世界に自分の心をそっと重ね合わせること・・・これこそが聖書の教えてくれている「共に喜び、共に泣く」ことのあたたかな原点です。
そしてこの聖書箇所は、子どもたち同士の関わり合いだけでなく、大人である私たちもまた、人とどう向き合っていくべきかという、とても大切な姿勢をも教えてくれています。
子育ての中では、我が子の成長に胸が躍るような感動もあれば、思い通りにいかず悩み、時に涙を流したくなるような日も、もちろんありますよね。
そんなとき、園とご家庭が「いっしょに」喜びを分かち合い、「いっしょに」悩みながら、お子様の成長を見守っていける存在でありたいと願っています。
2学期はプレーデーやシオン祭など、子どもたちが仲間と心を一つにして取り組む行事が盛りだくさんです。子どもたちは、時につまずくこともあるかもしれませんが、お友だちや先生、そして大好きな保護者の皆様と「いっしょに」泣き笑いしながら、一歩ずつ前に進んでいく姿を温かく見守ってまいりたいと思います。
今期もご家庭と手を携え、愛にあふれた園生活を紡いでまいりましょう。ご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

園長 岡田直美