園長メッセージ

岡田

「根っこ」の時期を大切に

植物は根を、深く、広く生長させることで、風雨に負けない、幹の太い植物に育ち、後にきれいな花を咲かせ実がなります。人間の成長も植物と同じで、幼児期は「根っこづくり」の時だと言われています。幼児期に、しっかりとした根っこを育てることで、後に、多少の困難には負けない心が育ち、自分の人生を切り開いていくことができるようになります。
無限の可能性を秘めている幼児期に、太いしっかりとした根を育ててまいりましょう。
園児にとっては、園生活すべてが学びです。その園生活のなかで、



チャート図


上記のサイクルを大切にしながら、自分なりの考えや答えを『仲間と分かち合うことの嬉しさ』を体験していきます。
人生に必要な学力や知性を養うための基礎となる深い探求心を、毎日の遊びのなかで自然に身に付けていくこと、その探求心から自分なりに見つけ出した発見を、仲間と分かち合うことで、発見が喜びになるでしょう。それらが豊かな人生をおくる基礎になります。


「心を清め 人に仕えよ」のスクールモットーの基に、3つの教育目標をかかげ、園児の興味に合わせたカリキュラムを組み立て、保育を行っています。
1.ありのままが受け入れてもらえる安心感
2.どうしてだろうと考える力
3.共感できる仲間

このように本園では、ひとりひとりの個性を大切にし、遊びから学び、共同生活へと導きながら、神さまや隣人を愛することが出来るよう、保育してまいります。

沿革

横浜英和幼稚園が属している横浜英和学院は、1880年山手の外国人居留地に横浜英和女学校(ブリテン女学校)として創立されました。学院創立当時は幼稚園という形態はありませんでしたが、創立時から3歳の子供たちを募集し、受け入れ、教育していました。

1908年には、移転した本牧の地で英和女学校付属早苗幼稚園として、そして、1924年には、蒔田の地で幼稚園がスタートしました。当時は小学校、女学校と同じ敷地内にありましたが、1968年、隣の丘の中腹に現幼稚園舎が竣工されました。創立から現在に至るまで、幼児教育の重要性を知り、支えてきた創立者と先達の思いが継承され、キリスト教保育が行われています。

沿革