【4ー5月 園長だより】

2026.04.23

つつまれて

柔らかな春の光に包まれ、新入園児の皆さんを迎えて、横浜英和幼稚園の2026年度が始まりました。
今年度は90名の園児たちと共に歩みます。一人ひとりが神さまに名前を呼ばれ、愛されているかけがえのない存在であることを胸に刻み、一日一日を丁寧に積み重ねてまいりたいと思います。
さて、今月の教育の柱として大切にしたい言葉は「つつまれて」です。
子どもたちが自ら遊びを見つけ、夢中になって世界を広げていくためには、その根底に「自分は守られている」「ここにいていいんだ」という揺るぎない安心感が必要です。 本園は、知識を教え込む場所ではなく、まずは子どもたちの心が、温かな愛情と信頼につつまれる場所でありたいと考えています。先生の優しい眼差しにつつまれ、お友だちとの穏やかな空気につつまれ、そして目には見えない神さまの大きな手のひらにつつまれていること。その安心感こそが、子どもたちの「生きる力」の源となるでしょう。
園生活の中では、楽しいことばかりではなく、時には言葉にならない不安や、小さな心で抱えきれない葛藤も生まれることと思います。そんな時、大人の基準で解決を急ぐのではなく、その子の揺れ動く心ごと、まるごと包み込んであげたいと願っています。 「どんな時のあなたも、神さまに愛されている大切な存在だよ」 というメッセージが子どもたちに届くよう、私たちは日々、温かな言葉がけと見守りを大切にしてまいります。

保護者の皆さま、子育てという尊い働きを担う中で、時に心細さを感じることもあるかもしれません。けれど、皆さまもまた、この園という共同体につつまれている大切な一員です。お子さんの成長を共に喜び、時には悩みも分かち合いながら、園全体が大きな「ひだまり」のような温かさに満たされることを願っています。
神さまの慈しみにつつまれ、90名の子どもたち一人ひとりの歩みが守られる豊かな一年となりますよう、教職員一同、心を込めて努めてまいります。 一年間、どうぞよろしくお願い申し上げます。

園長  岡田 直美