【4~5月 園長だより】
2018.05.02
包まれる
始業礼拝、入園式を終え二週間あまりが過ぎました。毎朝、幼稚園の入り口で一人ひとりのお子さんと挨拶をしていますが、満面の笑みと、はち切れんばかりの元気な声で挨拶をしてくれる子、目が合っただけで泣きそうになり、お母さんの背中の影に隠れてしまう子、風のようにやってきて挨拶も束の間、あっという間に保育室を目指して走っていく子、ずっと遠くの方から、じっと私を見つめている子、何度も何度も振り返り一生懸命お母さんに手を振っている子など本当にさまざまな姿に出会うことができます。実は、このようなさまざまな姿を私たちは、とても大切にし、できる限り受け止めていきたいと考えています。それは一人ひとりのそのままの姿を知ると同時に、「いつも暖かい目で見ていてくれる先生がいる」「先生には安心して自分を出していいんだ」という気持ちが保育者や幼稚園に対する安心感、信頼感につながっていくと考えるからです。保育の中で一緒に遊びながら、また、毎日のいろいろな場面を通して、深めていきたいと願っています。
今年度のカリキュラムの月主題は「包まれる」です。神様の大きな愛、また保護者の皆様や保育者の愛に包まれ安心感や信頼感の中で、お子さんの成長を育んでいきたいと思います。
2018年度も、どうぞよろしくお願い致します。
園長 上田 昌美