園長だより

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2019.01.16

【1~2月 園長だより】

響き合う

 

新年明けましておめでとうございます。今年も皆様にとりまして恵み豊かな年となりますようお祈りいたします。

私が毎週日曜日に通っている教会の今年最初のメッセージは「初めであり、終わりである方」という題でした。新約聖書のヨハネの黙示録1章8節に『わたしはアルファであり、オメガである。』というみことばがありますが、その箇所からのメッセージでした。「アルファ」はギリシャ語のアルファベットの最初の文字で、「オメガ」は最後の文字です。そのみことば通り神様は全世界を創られ、そして、今も生きておられ私たちと常に共にいてくださる方です。この歴史の初めの時から完成の時まで、また1年の初めから終わりまでが神様のご支配のもとにあるのです。新しい年も神様に感謝しつつ賛美しつつ一足一足、歩んでいきたいと思います。

 お正月というと皆さんは、どのようなことを思い浮かべますか?私は曇1つない真っ青な空とピーンと張りつめたような冷たい空気でしょうか。そして、どこからか羽根つきの音が聞こえてきます。私の小さい頃は、お正月になると近所のあちこちから羽根つきの羽根を木の羽子板でうつリズミカルな音が聞こえていました。また、公園では凧揚げをしている親子がたくさんいたように思います。「ゲイラカイト」通称「三角ダコ」という洋風の凧がアメリカから日本に入ってきて大ブームになったのもその頃でした。また、「石けり」といって地面にいろいろな図形を描き、石を投げ入れ、行きは「けんけんぱっ」と片足で跳んだり、障害物を跳びこえたりして、帰りは自分の石を取って戻ってくるという遊びや「缶けり」といって円の中に空き缶を置き1人が缶を蹴り、鬼が円に戻しているうちに皆がかくれるという遊びをしていました。その他「ゴムとび」「ゴムくぐり」など、冬だというのに汗だくになりながら遊んだことを今でも懐かしく思い出します。

3学期、年少、年中、年長組共に伝承遊びをたくさん行いたいと考えています。友だちと関わる遊びの中で、自分の思いを伝えたり逆に友だちの思いを聞いたりしながら一緒に遊びを進めることは子どもにとって容易なことではないでしょう。友だちの中にもいろいろな友だちがいること、自分の中にも、その時々により、いろいろな自分がいることに気づくかもしれません。私たち教師は一人ひとりの子どもに目を向け、ゆっくり話を聞き、思いに寄り添いながら、また他の子どもの気持ちをも想像できるようにことばをかけながら子ども同士の「響き合う」時を大切にしたいと願っています。新しい1年も、どうぞよろしくお願いいたします。

 

園長  上田 昌美