【6月 園長だより】

2020.06.01

希望を持って

  

 今、子どもたちは何を期待して幼稚園に入園するのでしょうか。昨年の11月に横浜英和幼稚園に入園することが決まって、ご家族で入園の準備をされてきた新入園児の皆さん、幼稚園に行けない日々が続きました。園生活が2年目と3年目を迎えた、年中児と年長児の皆さんは、3月から幼稚園が急に休園になり、そのまま春休みに入ってしまい、5月になって暖かくなって、いろんな木々や草花が綺麗な花を咲かせ、何となく心地良い季節になっても、幼稚園のお休みが続きました。幼稚園がお休みの間、先生から電話やスマホから映像や呼びかけがありました。子どもたちは何を期待して幼稚園に来るのでしょうか。子どもたちはいつでも何処でもどんな時でも神様の大きな愛に守られています。何だか分からないけど、きっと、心をはずませて、好奇心がいっぱいではないでしょうか。特に2年目3年目を迎える子どもたちは、幼稚園に行ったら、お友達とあれもこれもしようと園生活に期待を持って、登園して来る事と思います。

 しかし、保護者と保育を担当する者にとって、今迄全く経験したことのないコロナウイルスの感染症が全世界に蔓延し、学校は全てお休みが続きました。いつから幼稚園が始まるか分からない不安と心配の日が続きました。子どもたちは私達以上に「早く幼稚園に行きたい」、「友達に会いたい」、「幼稚園で遊びたい」と願って居られたことでしょう。新しい環境の中で、まだ見たことのない自然やオモチャや絵本等を目にしながら、新鮮な希望と、その反面どうなるか分からない不安と心配を含んだ複雑な時期であると思います。

子どもたちは保護者や保育者の思うように成長する訳ではありませんが、その時々の言葉かけや対応によって、実に柔軟に、その場その場の体験をしながら、面倒なことでも、大変なことでも、失敗を繰り返しながら、実に柔軟に切り抜けていく《生きる力》を付けて行きます。

非常事態宣言が解除になり、もうすぐ幼稚園の生活が始まります。とは言っても、今迄の園生活のように、興味を持ったことに自由に遊び込むとは行かないとは思います。

子どもの安心安全を第一に考え、『3密』に配慮して、小グループの保育を行います。今年度はその時々の状況の変化により、保育形態を変えて行く事を想定しておいてください。このような大変な時こそ、保護者と保育者が連絡を密にして、ご家庭のご理解とご協力が必要です。

 

園 長 滝沢 秀行