ピンクシャツデーのお話
2021.02.22
今年度は毎月の最終水曜日をピンクシャツデーとして全部で5つのコラムの発信などを行ってきました。
2021年のピンクシャツデーは2/24(水)ですが、2月19日(金)にピンクシャツデーのお話をしました。
テーマは「新型コロナウイルスといじめ」です。
新型コロナウイルスが世界中で猛威をふるいはじめてあっという間に1年が経ち、
私たちの生活はこの1年で大きく変わりました。
「新型コロナウイルス」は3つの「感染症」の顔を持つと言われています。
その3つとは、「病気」「不安」「差別」の3つです。
「病気」が私たちを「不安」にさせ、その「不安」が「差別」を生むという負のスパイラルを生み出します。
こうして「コロナいじめ」と呼ばれるものが生まれるのです。
そこで、新型コロナウイルスが流行する中でも、いじめ・偏見・差別をなくすためにできることについて考えました。
私たちは「不安」になると誰かを攻撃したくなります。
では、「不安」にならないためにはどうすればいい?
「いじめ」が起きないためにはどんなことが大切?
もし、いじめを目撃してしまったらあなたはどうする?
少し難しいテーマでしたが、一人ひとり、自分自身と向き合って考えることができたように思います。
「不安な中でも、家族や友人と通じ合う」
「人のことを考えて、正しい答えを自分で考える」
「不安や恐怖をあまり持たず、明るく考える」
このような「自分たちにできること」が挙げられました。
終息の兆しが見えず、不安な日々は続きますが、今回のお話を通して子どもたち一人ひとりが
「今自分にできること」を考えるきっかけとなれば嬉しい限りです。
世界中の人々が思いやりの心を忘れずに、日々を過ごしていけますように。
YMCA青山学院横浜英和小学校アフタースクール 荒谷真梨