世界幸福度レポート

2026.02.03

中村 貞雄

 

皆さんは、日本は幸せな国と考えているでしょうか。

昨年3月の国連国際幸福デーに合わせて、2025年版の世界幸福度レポートとランキングが発表されました。調査対象は世界147の国と地域で、今回が13回目となります。日本は、前回の51位から順位を4つ下げて、55位でした。

この調査は、アメリカの調査会社が、世界の国ごと約1000人に対し、以下の6つの項目に対して現在の生活満足度を0から10のスケールで自己評価してもらい幸福度を測定したものです。①経済的豊かさの指標(国民一人当たりのGDP) ②困ったときに頼れる人がいるかどうか(社会支援) ③健康で生活できる平均寿命(健康寿命) ④自分の人生における選択の自由度(人生の自由度) ⑤他人への寛容さや寄付。ボランティア活動の度合い(寛容さ) ⑥政府やビジネスにおける汚職、腐敗の認知度(腐敗認識)。

今回のランキングでも、フィンランドを筆頭にデンマーク2位、アイスランド3位、スウェーデン4位、ノルウェー7位と北欧諸国が上位を占めました。これらの国々は、高品質な医療、教育、社会的支援システム、人生の自由度が充実していて、格差も少ないとされている国です。日本は55位でしたがレポートでは、単身世帯や高齢者の増加で一人での食事が増加していることと、若年成人が親しみを感じる人がいない、と社会的孤立を訴えている点が指摘されています。

今回の報告書では、他者と食事をすることが世界中で幸福度と強く関連していて、食事を共有する機会が多い人ほど生活満足度が高く、否定的な感情が少ないことがわかりました。さらに、世帯人数が多きことも幸福度と正の関係がみられ、一人暮らしの人の幸福度は、同居している人に比べて低いとされています。

いかがでしょうか。私たち大人もそして子ども達も、家族で食卓を囲むこと、そして一緒の時間を過ごすことで絆や信頼を高めることが、幸福度向上につながっていきます。神様から与えられた大切な家族です。子ども達の成長は、あっという間です。