「英和エコプロジェクト」が初年度から精力的に活動しています。
ごみ問題の研修から分別徹底の取り組み等、中心メンバーである高校3年生のレポートを紹介いたします。
2025年5月に創設された英和エコプロジェクト。
今年度は「ごみ」をテーマに中高約20名ほどで木曜日を中心に活動しています。夏休みでは株式会社「ごみの学校」より特別講師をお招きし、ごみに関する研修を行いました。現状や解決方法に加え、ごみの歴史や効果的な推進の方法など、クイズを通して多くの学びを得る機会となりました。他にも、学院のごみの行方を辿るゴミツアーが開催され、ごみへの理解を深めることができました。
前期のエコプロジェクトは、ごみの分別徹底とシオン祭エコステーションの設置を目標とし、6年生を軸に活動しました。
ごみの分別を徹底するため、全教室のごみ箱を統一し、可燃ごみ・プラごみに加えミックスペーパー用のごみ箱を設置、それぞれに分別を分かりやすくしたオリジナルステッカーを貼り付けました。ごみ箱が変わったことで、「昔よりわかりやすくなった!」「修正テープはプラごみだと初めて知った。」などの意見が寄せられた他、職員室にも導入されたことで、生徒だけでなく先生方にもごみ分別徹底の波が広がっているようです。また、プリントの余り紙がミックスペーパーとしてまとめられるようになり、新しいごみ箱創設に感嘆する声もありました。
シオン祭では、エコステーションの設置を予定しています。エコステーションでは、ごみ箱を6−7種類に分けて設置し、エコプロジェクトの生徒が分別を促します。分別しやすいごみ箱にするため、エコプロの生徒一同で知恵を絞っていますので、どうぞご期待ください。
初年度ということもあり、6年生を筆頭に試行錯誤を重ねてきました。エコプロジェクトの最大の強みは、課題から解決までを完全に生徒主体で進めていることです。このように完全主体で取り組める活動はそうそうありません。だからこそ、6年生の1人として後輩たちが活動しやすい環境を作り、これからも色々な課題に勤しむエコプロジェクトになってほしいと思います。