18日(火)図書館を会場とした「ライブラリーカフェ」が開催されました。
ライブラリーカフェは、飲み物を片手にアットホームな雰囲気で教職員の人生経験や専門分野について話を聞く催しです。生徒たちがいつもの教室とは異なる空間で、教職員の経験を共有し、自身の学校生活や将来について考えるきっかけとすることを目的としています。
今回の講師は、理科の中村先生。ご自身の中学・高校・大学生活、そして教員を志すまでの道のりを語ってくださいました。
部活動を続けるために「バドミントンをやりたいなら、勉強する」という強い決意で臨んだ学生時代のお話、好きな科目は数学と理科、中学生で理系に進むことを決意し、一つの目標に向かって努力するため、高校生のときは毎日深夜2時まで勉強を続けるなど、徹底した生活サイクルの習慣化を紹介してくださいました。大学は理工学部化学科に進学し、当時の時間割や、大学4年生から大学院2年まで所属した物理化学系の研究室での生活、さらには研究論文の内容を公開してくださいました。
参加生徒の感想より
「ストイックすぎてすごいです。自分は絶対に同じような生活ができないので、新しい視点を得られました。」
「理系の先生による初めてのライブラリーカフェでした。理系の大学生活を公開して下さり興味深かったです。」
「鬼メンタルを持っていると思いました。」
「中村先生の尊敬する点は、自分にはストイックなのに、他の人には強制したり押し付けない謙虚な姿勢に惹かれます。」
「一つの目標に努力する力を見習いたいと思いました。」
今回のライブラリーカフェは、将来の進路を考える生徒たちにとって、自己を律して目標に向かう強い意志の重要性を学ぶ貴重な機会となりました。

