21日(金)1年生の総合学習では横浜市聴覚障害者協会より講師と手話通訳者の方をお招きし、聴覚障害についてのお話を伺いました。音のない世界での生活や、コミュニケーションの方法である「手話」について学ぶ貴重な機会となりました。講演の中では、11月15日から26日まで、日本で開催されている聴覚障害のあるアスリートのための国際総合スポーツ大会、デフリンピックについても話題が及びました。
聴覚障害や手話に対して持っていた先入観が取り払われ、コミュニケーションツールとしての手話の魅力や、文化としての側面等、視野を広げる機会となりました。
生徒の感想より
「手話を知ったことで、自身の常識が変わり、世界が広がったと感じています」
「手話を知り、イメージが明るくなり、おもしろいと感じた」
「世界には300種類以上の異なる手話があり、音声言語には約7000種類あることに驚いた」
「目をみて会話することや、コミュニケーションの大切さを学んだ」
「講師の先生のお話から、障害の有無に関わらず、すべての人が自分らしく幸せに暮らすとはどういうことか、考えを深めることができた」
手話では表情や視線が重要な要素となり、この学びを通じて、音声があってもなくても、相手の目を見て向き合うことこそが、真のコミュニケーションの基本であることや「共生」について深く考えるきっかけとなりました。
