11月8日(金)7限に小松製作所(コマツ)の社員の方をお招きし、高校1年を対象に、オリーブホールで対人地雷除去プロジェクトに関するキャリア塾を実施していただきました。
カンボジアは内戦が終結して何十年もたった今も、膨大な数の不発地雷が埋まったままで、地元の人々は地中に潜む地雷により大けがをするリスクを抱えています。こうしたカンボジアの人々を支援するため、コマツは2008年から、作業員を危険にさらすことなく地雷除去が可能な、独自の設計による専用機械の貸与を開始しました。地雷除去をお手伝いすると同時に、未来に向けてコミュニティをさらに強固にしていくために、道路や小学校の建設にも取り組んでいるそうです。
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防護服の試着体験をさせていただきました。ヘルメットはかなり重く動きづらいので、作業するのは大変なのではという生徒の感想でした。
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最後はご自身のお話として、このプロジェクトに参加するに至った経緯や、進路を考える上でのメッセージをいただきました。お話を通して、世界平和や国際協力、自分の将来・生き方について考えるきっかけにもなる貴重な時間となりました。
生徒の感想
「会社で仕事に従事するだけでなく、世界全体を視野に入れて、カンボジアの人々の支援に真摯に向き合う姿勢に心が打たれました。」
「会社は、物理系や工学系の人ばかりではなく、文系の人も働いていて、国際協力に従事していたり、”何をやりたいか”という思いが人を助けたり、価値をつくるというお話に、会社にはさまざまな人がいて成り立つのだということを知りました。」