夏休み期間の活動報告です。8月8日(金曜日)に図書委員の希望者で東京都千代田区にある国立公文書館を見学しました。
国立公文書館は、国の行政機関などから移管を受けた歴史資料として重要な公文書等を保存管理する施設です。
はじめに館の紹介動画を視聴し、その後に施設を見学しました。
2階の閲覧室では、実際に資料を閲覧する方法や国立公文書館デジタルアーカイブの操作について教えていただきました。修復室では、実際に資料を修復している様子を見学しました。
施設見学後は江戸時代末期の『華鳥譜』や昭和初期の公文書の原本を閲覧、引き継がれてきた文書に触れることができました。
最後に2名の職員の方から国立公文書館の仕事についた経緯や体験談をうかがい、生徒が自分自身のキャリアを考える機会となりました。
生徒の感想(一部抜粋)
「実際の資料を見て、本当にそういうことがあったのだなと実感し、感がい深くなりました」
「華鳥譜の鳥の絵が、とても細かくきれいでした」
「歴史的史料の修復作業をみることができ、とても貴重な体験になりました」
「職員の方々の仕事に対する熱意が感じられて感動した」
「様々な技術や専門性、バックグラウンドを持つ方々が職員に多いという話が印象的でした」
夏の暑い日でしたが、学びのある一日となりました。
(文:司書)