NEWS

平和を考える映画会を開きました。

2025.09.19 在校生の方へ

本校では毎年、生徒が平和の尊さについて深く考え、学びを深める機会として「平和を考える映画会」を実施しています。言葉だけでは伝えきれない現実と人々の思いを映像を通して知る機会としています。

中学生は、戦時下の日本で青春を生きる若者を描いた映画『太陽の子』を鑑賞しました。戦争の時代における葛藤や、未来への希望を模索する姿から、生徒たちは平和の尊さを再認識しました。

高校生は、現代パレスチナで力強く生きる女性の姿を追ったドキュメンタリー『ガーダ パレスチナの詩』を鑑賞。遠い国の出来事ではなく、今もなお続く現実として、平和について深く考えるきっかけとなりました。

さらに、今回は本作の監督でもあるフォトジャーナリストの古居みずえさんにご登壇いただき、現地で向き合ってきたパレスチナの現状についてお話しいただきました。

上映後、生徒たちからは真剣な感想が寄せられました。

「銃撃戦のシーンは見ていてつらかったですが、パレスチナの人々が困難に負けず、お互いに助け合う姿に胸を打たれました」という声がありました。また、「守るべきものがある強さや、団結力を感じた」という感想も聞かれました。

映像と古居さんの講演を通して、パレスチナで暮らす人々の苦しみ、そして困難を乗り越える力などを感じ取ることができたようです。