1月21日(水)放課後の図書館にて「ライブラリーカフェ」を開催しました。ライブラリーカフェは図書館を会場とし、飲み物を手にアットホームな雰囲気で講師の話を聞く催しです。いつもの教室とは異なる図書館で、教職員のこれまでの人生経験を共有し、学校生活および将来を考えるきっかけにします。
今回の講師は国語科教諭の服部先生。負けず嫌いですべてが完璧だった小学校時代、同級生との才能の差に直面した高校時代、バンド活動に明け暮れる日々。「何時間やったか」という形式より「何が身についたか」という到達度を重視し、合格の瞬間を鮮明にイメージし続けることで制した大学入学。大学では履修単位を240単位を修得。画一的な社会の枠組みに違和感を抱きながらも、自らの知性を磨き、多様なコミュニティを渡り歩いてきた大学・大学院時代。
多様なコミュニティを渡り歩いてきた服部先生は、見返りを求める「テイカー思考」の心を捨て、他者の利益を優先し、見返りを期待しない「ギバー思考」を提案されました。環境や他人のせいにする「他責思考」を断ち、自分にできる最善を考える「主体性」を持つこと。「知足(足るを知る)」の精神で他人との比較から自分を解放し、「理想を追い求めすぎず、まあいいっしょ、と肩の力を抜くことも大切」とも語られました。
最後には、大学生のリアルを描いた『何者』や村上春樹作品などの紹介もあり、質疑応答は和やかな雰囲気に包まれました。
参加した生徒からは「先生のメンタルの強さと、その裏にある考え方が面白かった」「ミステリアスな先生の人生観に触れることができてよかった」といった声が寄せられました。
