6月12日(金)高校1年生は「1日修養会」を行いました。
今年の修養会では、介護施設や特別支援学校など、計8つの社会福祉施設にご協力いただき、生徒たちがそれぞれの場所に分かれて一日のボランティア体験に臨みました。
普段の学校生活の中だけでは気づけない社会の課題や、人と人とのつながりの尊さを肌で感じる、大変貴重な一日となりました。
今回は、その中から介護施設を訪問した生徒の作文(一部抜粋)をご紹介します。
「支援学校を訪問して、生徒の皆さんがそれぞれのペースで一生懸命に活動に取り組んでいる姿が強く印象に残った。先生方は一人ひとりの理解や表現の違いを否定することなく、それぞれに合った支援を行っていた。その様子を見て、私は「みんなが同じようにできること」が大切なのではなく、一人ひとりに合った方法で力を伸ばしていくことが重要なのだと気づかされた。
これまでの私は「支援」を学校の中だけのものだと思っていたが、本当に大切なのは卒業後の社会の在り方だ。障害の有無に関係なく、誰にでも得意・苦手はある。「できないこと」ではなく「その人が持っている力」に目を向け、誰もが自分らしく生きられる環境をつくっていく必要がある。今回の経験を一時的なものとせず、まずは相手を知ろうとする姿勢を持ち続けたい。そして誰もが安心して暮らし、自分らしく活躍できる社会の実現に向けて、自分にできることを考え、行動していきたい。
訪問前はどのように接すればよいのか不安もあったが、ある生徒がずっと私のそばで何度も笑顔を向けてくれた。短い時間の中でその素直さや優しさに触れ、「特別な接し方」を意識するよりも、一人の人として向き合うことが大切なのだと実感した。」
